好きな街ベスト5。テーマは矛盾ですので、矛盾の街ベスト5とも言えます

 「好きな街はどこ?」と聞かれたら、皆さんはどのように答えるでしょうか?

 「きれいな街?」「閑静な街?」「歴史が残る街?」

 確かにそのような街もいいのですが、どうも昔から、私はそのような街よりも、違う街に惹かれてしまいます。

 綺麗なだけでは物足りない。古いだけでは面白くない。多くの人がいれば、言い訳ではない。

 1つの街なのに、複数の要素が組み合わさったところが好きなようです。しかも、その要素としては、同じような要素ではなく、相反する要素を内包した街に魅力を感じてしまいます。

 なぜかは分かりません。

 ただ、相反することを内包しているという点で、私は勝手に「矛盾の街」と呼び、ベスト5を挙げたいと思います。

広島市

 広島市と言えば、まず最初に原爆がイメージされると思います。そして、広島市を表すモニュメントを考えたとき、まず最初に原爆ドームが思い浮かぶと思います。その点で、非常に悲劇的な街とも言えるでしょう。
 しかし現在、原爆ドームのあたりに行くと観光客が多くおり、外国人観光客のカップルなんかは、そこでキスをしたりもしています。

新宿

 新宿と言えば、日本有数の歓楽街の1つと言っていいでしょう。
 歌舞伎町のようなある種の怪しさをもちながら、同時に西新宿のほうでは都庁があり、ビジネス街を形成している。そして、ちょっと行けば、新大久保の韓国街があったりもします。西新宿で働くエリートもいれば、怪しい人たちもいたり、外国人もいるという坩堝。そのよく分からない感じが非常に魅惑的です。
 ただ、1990年代から、新宿は浄化され、魅力が失われているのが残念です。かつて、新宿の地下街にはホームレスが住んでいたりもしましたが、排除されてしましました。歌舞伎町も石原都政以来、規制が厳しくなり、怪しい店が減ってしまいました。それはそれでいいことかもしれませんが、他の街と同じような「綺麗な繁華街」になってしまうような感じは、寂しいです。

阿倍野

 阿倍野と言えば、「あべのハルカス」でしょう。大きな高層ビル、天王寺駅ともつながり、一見するとビジネスの街といった感じもあります。しかしすぐ近くには、天王寺動物園などの公園が広がり、環境がよいようにも見えつつ、新天地・西成・飛田新地などがあり、ダークなゾーンも隣接しており、何とも言えない町と言えるでしょう。

 4  宮崎市

 宮崎と言った場合、あまり印象がないところという感じです。かつては、新婚旅行の定番でしたが、現在ではそういうわけではなく、観光地といった印象もありません。歴史的にも、大きな出来事があったわけではなく、他都道府県の人からしたら、本当に印象がないとしか言えない感じもあります。
ただ、私としては、気になる街の1つです。人口などに比べて、繁華街が意外にも大きく、歓楽的な要素を秘めている感じを受けています。かつては、豊かな地域として、享楽的な県民性を残しつつ、現在は地方都市として、地盤沈下に向かっている感じ。秋田市などもそのような印象を受けましたが、宮崎市に行ったときには、一層の享楽・退廃・衰退などが入り混じった印象を勝手に受けました。

 5  五所川原市

 青森県の五所川原市と言えば、「太宰治」の出身地です。とはいえ、それ以外で考えれば、正直、田舎の街といった印象でもあります。
 ただ、青森県弘前出身の人が、「五所川原の人は変」と言っていたことを思い出します。その真偽は別として、私自身も五所川原に行ったとき、言いようのない感覚がありました。その感覚の原因は未だにわかりませんが、気になるという点も含め、5位にしました。

 相容れぬものが含んだ「矛盾」をテーマに好きな街ランキングを挙げてみました。

 人によっては見方は違うと思いますが、いかがでしょうか。

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