全国各地に多くの城がありますが、石川県の城を紹介したいと思います。
石川県と言えば、あまり城のイメージがないかもしれません。たぶん、名古屋城や大坂城のように、天守閣があるような城がないからでしょう。
しかし、歴史上で、重要な戦などがあった城などがあったりもします。そこで、独断と偏見で、石川県の城ベスト5を紹介したいと思います。
(特に、2位以下で、独断と偏見が混じっています)
1位 金沢城
石川県の城と言えば、金沢城を挙げなければ、どうしようもないと思います。

というか、
「これ以外に石川県に城ってあるの?」
という印象でしょう。
戦前には第9師団があったり、戦後には金沢大学がありましたが、現在は観光地となっています。石川門が有名ですが、場内は、長屋が再建されたりしてもしています(写真は五十間長屋)。
ですので、このページを見た方は、実際は、2位以下のほうが重要でしょう。
2位 七尾城
上杉謙信が七尾城の戦いで攻め込んだことでも知られる七尾城です。
七尾城というと、七尾市の町中にある城を思い浮かぶかもしれませんが、町中にあるのは「小丸山城」で、七尾城は七尾市の町中から少し行った山中にあります。

巨大な山城で、「日本五大山城」の1つとも言われます。
駐車場があり、少し歩くと、本丸跡に行けます。途中に遊佐氏の屋敷跡などの碑や、本丸跡には鳥居があったりもします。
3位 高尾城
3位は高尾城です。
富樫氏の居城で、1489年の加賀の一向一揆で攻め落とされた城です。
教科書にも出てくるような日本史の出来事ですが、現在はその面影はなく、単なる「山」になっています。
人が2・3人通れるような直線状の山道を登っていくと、見晴らし台に到着することできます’(途中、「クマ出没注意」の看板もあったりもします)。

城としてはどうかという感じもありますが、日本史の出来事として、有名であるにも関わらず、あんまり知られていない城なので、意外性も込めて、3位にしました。
4位 鳥越城
一向一揆つながりで、4位に鳥越城を挙げました。

加賀の一向一揆の最後?の拠点として戦い続けましたが、織田家の佐久間盛政により、1582年に攻め落とされました。
何百人も殺害されるなど、悲惨な歴史ですが、「鳥越一向一揆まつり」が開催されたりもしています。
山城で、現在は城らしい感じはありませんが、小高い山を登ったところに、本丸跡などがあります。
(途中まで、駐車場があり、そこから少し歩きます)
5位 小松城
5位は小松城にしました。
城としては、石垣が残っている程度で、むしろ、小松城の三の丸跡にある芦城公園のほうが知られているかもしれません。

芦城公園は木が多く茂った普通の公園ですが、ちょっとした桜の名所になっていたりもします。
まとめ
石川県には、他にも「末森城」「穴水城」など、いくつもの城があります。
ただ、天守閣などの「THE 城」というものがないのが、ちょっと残念です。
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