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中野区の歴史スポット

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中野区のちょっとした歴史スポットを挙げています。

 中野区と言えば、何を思い起こすでしょうか?

 「中野ブロードウェイ」

 「まんだらけ」「アニメ」

 「大学」

 このように書くと、若者や文化の町といった感じもありますが、同様に中野区にも歴史はあります。

 そこで、ちょっとした中野区の歴史スポットを紹介します。

犬屋敷

 やはり中野の歴史が残るスポットとして考えると、第1位は、犬屋敷ではないかと思います。



 江戸時代に徳川綱吉が行った有名な「生類憐みの令」

 この生類憐みの令にあたり、犬を保護するために、犬屋敷が設置されました。そして、その犬屋敷が現在の中野にありました。

 現在は、その痕跡はなく、中野区役所の横に、犬が並んでいる像があるだけです。





 ただ、初めて見た人は、突然、町中に何匹もの犬の像があるので、「何で」という感じかもしれません。

陸軍中野学校

 2位は、「陸軍中野学校」を上げたいと思います。

 現在、どれほどの知名度があるか分かりませんが、戦前のスパイ養成学校です。戦後に、数々の映画のテーマになったり、ルパング島に潜伏し続けた小野田寛郎がこの陸軍中野学校出身であったりして、知っている方もいると思います。



 1938年に、陸軍の岩畔豪雄中佐により設置されました。





 現在は、碑が残っているだけですが、中野の歴史を語る上で、抜きにしては語れないスポットだと思います。

豊多摩刑務所(中野刑務所)

 大杉栄・小林多喜二・河上肇など、歴史の教科書にも出てくるような人物。
 これらの人が、戦前に収監されていたのが、「豊多摩刑務所」です。



 現在は、「中野区立平和の森公園」になっており、その一部に「正門」が残っています。ただ逆に言えば、運動広場や総合体育館などもありますが、ある意味、普通の大きな公園です。





 ところで、よくあること(?)かもしれませんが、「平和」とつくと、逆に何やら怪しげな感じがするのは、私だけでしょうか?

 4 江古田の森公園

 はっきり言えば、普通の大きな公園です。

 ただ、「国立療養所中野病院」の跡地であり、「江古田遺跡」があったりします。

  中野区「江古田の森整備



 特に、国立療養所中野病院は、もともと、戦前に「東京市療養所」としてスタートしました。ただ単なる病院ではなく、サナトリウム(結核の療養所)でした。現在、結核はそれほどの病気ではありませんが、戦前は死の病とも言われたため、その建設に反対運動なども起こったりしました。

 このような特別な意味を込めて、4位に入れてみました。

 5 哲学堂

 歴史スポットと言いながら、あまりしっかりした建物などは挙げていなかったので、5位に哲学堂をセレクトしました。
 哲学堂は、戦前の哲学者であり、東洋大学を創立した井上円了により、1904年に作られました。



 現在は、哲学堂公園として知られており、むしろ、いろいろな哲学者などの像が何体も並んでおり、こちらのほうがインパクトがあるかもしれません。




まとめ

 このようにランキングを挙げてみると、どうも、怪しげな感じになってしまいました。

 ただ、私にとって、中野は「怪しげな町」であり、このような歴史があるからこそだと思います。そして、これが単なる都会の1つの町とは違った、独特の雰囲気を醸し出し、中野の魅力になっていると思います。

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