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富山県出身の実業家ベスト5

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あまり印象はないかと思いますが、有名企業などを生み出した富山県出身者が多くいます。そこで、富山県出身の実業家ベスト5を挙げたいと思います。

 富山県について、どのような印象を持っているでしょうか。

  「ますずし」「ほたるいか」「ブラックラーメン」

  「立山」「蜃気楼」「砺波のチューリップ」 など

 あまり産業や経済のイメージは浮かばないのではないでしょうか。

 ところで実は、富山県は、意外(?)にも、多くの実業家を輩出しています。

 そこで、富山県出身の実業家ベスト5をランキングしたいと思います。

安田善次郎

 安田善次郎(1838年~1921年)は、江戸時代から大正時代にかけて活躍した実業家です。





 江戸時代に、奉公人として江戸に出て、独立。

 商売を行い、事業を拡大させ、「安田銀行」などをはじめ多くの企業を興し、戦前の「安田財閥」を築き上げました。

浅野総一郎

 浅野総一郎(1848年~1930年)は、幕末から昭和にかけて活躍した実業家です。





 家業の医師ではなく、商人となり、一代で浅野財閥を築きあげました。

 特に、横浜から川崎にかけての東京湾を埋め立て(浅野埋立)、日本初の臨海工業地帯を作った人物でもあります。

正力松太郎

 正力松太郎(1885年~1969年)は、戦前から戦後にかけて活躍した人物です。





 もともとは官僚でしたが、その後、実業家に転身し、読売新聞の社長となりました。

 そこで、読売新聞を大新聞に発展させ、戦後には日本テレビも開局させました。また、原子力を推進したことから、「原子力の父」とも呼ばれたりしました。

 4 大谷米太郎

 大谷米太郎(1881年~1968年)は、戦後の一時期、「日本の三大億万長者」とも言われた実業家です。

 貧農の出身でしたが、商売を始め、成功。大正時代に、鉄鋼業をはじめて、「鉄鋼王」と言われました。

 特に、現在でもなじみがあるのは、彼が建設した「ホテルニューオータニ」でしょう。

 5 清水喜助

 清水喜助は初代・2代目が知られており、江戸・明治時代に現在の清水建設を創業した人物です。

 清水喜助(初代)(1783年~1859年)は、江戸時代の大工の棟梁ですが、清水建設の創業者とされます。

 清水喜助(2代)(1815年~1881年)は、父の跡を引き継ぎ、清水組の棟梁となり、三井組とのつながりで、清水組を発展させました。

まとめ

 この他にも、一部を挙げますと、

  ・青井忠治 … 小売業「丸井」
  ・角川源義 … 出版社「KADOKAWA」
  ・黒田善太郎 … 文具メーカー「コクヨ」
  ・竹平政太郎 … アルミメーカー「三協立山」
  ・吉田忠雄 … 非鉄金属メーカー「YKK」 など

の創業者は、富山県出身です。




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