坂本龍馬と言えば、維新の志士で、薩長同盟を成し遂げた人物として、有名です。
そして、幕末のみならず、日本史において、歴史上の人物として、非常に人気がありますね。

このようなこともあって、出身地の高知県はもとより、全国各地に、坂本龍馬の像が数多くあります。
私が把握しているだけでも、なんと「20体弱」の像があります。
銅像として、日本で最も多いのは、たぶん二宮金次郎でしょうが、二宮金次郎を除けば、坂本龍馬の像が最も多いのではないでしょうか。
そこで、勝手に、坂本龍馬の像について、見ておいたほうがいいランキングを掲載します。
(坂本龍馬は人気があるので、人それぞれ好みはあるでしょうが、私の独断と偏見ですみません)
1位 坂本龍馬像(桂浜)
坂本龍馬の銅像として、最もポピュラーだと思われる高知・桂浜の龍馬像です。
広大な太平洋を見ている銅像で、世界を見据えた龍馬の姿を表しているともいわれています。

たぶん、すべての龍馬像の中で、最も大きいのが、この龍馬像ではないでしょうか。
銅像と言えば、「近くで見たい」と思いますが、この像の場合、近くで見ようとすると、見上げるしかないのが、ちょっと残念です。
なお、桂浜自体、観光地でお土産屋さんが何軒も並んでいます。そして、たぶんお土産屋さんが作ったであろう坂本龍馬の像もあったりもします。
2位 土佐四天王像(京都市)
マイナーであまり知られていないかもしれませんが、京都の嵯峨野に「土佐四天王像」ということで、坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎、吉村寅太郎の4人の銅像があります。
「吉村寅太郎って誰?」
という人もいると思うので、この4人が「四天王」(?)というのは、ちょっとツッコミが入りそうですが、何人も並ぶと、「かっこいい」と思ってしまいます。
そしてこの中で、唯一立っているのが、坂本龍馬となっています。

3位 坂本龍馬新婚の旅碑(鹿児島市)
鹿児島にも、坂本龍馬の像があったりもします。
そして、鹿児島の坂本龍馬の像は、日本初の新婚旅行をしたという逸話からか、お龍さんとのツーショットの像となっています。
1つは、鹿児島市の中心街から、ちょっといったところにある「坂本龍馬新婚の旅碑」です。旅碑となっていますが、立っている龍馬と横で座っているお龍さんの像が並んでいます。
郊外の道路沿いに急にあるので、何気なく、車で走っていたら、通り過ぎてしまうかもしれないので、注意が必要です。

もう1つは、鹿児島の中心街にある「龍馬、お龍と薩摩でひと休み碑」です。

鹿児島市内には、幕末や明治初期に活躍した鹿児島関係の人物の像が、いくつも並んでいます。その一環だと思うのですが、その1つとして、2人の像があります。
「ひと休み」となっていますが、立ち姿で、むしろ龍馬は出かける寸前という感じもあり、一休み感はあまりありません。
4位 土佐勤王党3志士の像
高知駅のランドマーク(?)として、高知駅前に坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の3人の像が並んでいます。
日本全国、駅はどこも似たように感じてしまい、駅を出てても、あまりその土地に来た感じがしないことが多いのですが、このようなものがあると、駅から出た瞬間に、
「高知に来た!」
と嬉しくなってしまいます。像としては、等身大?ですが、龍馬を中心に3体並んでいるとうれしいです。

5位 龍馬と慎太郎の像(京都市)
京都の円山公園に、坂本龍馬と中岡慎太郎が並んでいる像があります。

ちなみに、円山公園からちょっといったところにある京都霊山護国神社にも、2人が揃った銅像があります。

ただ、坂本龍馬と中岡慎太郎いずれも、京都にゆかりがあるのは間違いないのですが、それぞれ何故ここに建っているのかは分かりません。
まとめ
人それぞれ、好みの坂本龍馬像があるかと思います。
そして、高知や京都だけではなく、他のところにも、龍馬像があったりもします。
例えば、
静岡県の下田
香川県の金毘羅宮のところ など
にもあります。
何でこんなところにという印象を大いに持ちますが、いろんなところにあるので、好きな坂本龍馬の像を探してみてはどうでしょうか。
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